シャケとクー(とミュウ)のぬくぬく日記

仲良く喧嘩するシャケとクー(とミュウ)の日記

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猫と発言

ミュウは寡黙な猫で、シャケがしつこく絡むなどした時に、”シャー!”とか”フー!”とか言う以外ほとんど声を出すことがない。

一方のシャケは比較的お喋りで、よく”ニャーニャー”とか、高所から飛び降りた際などは”ワン!”などとと言っている。

だいたいが、お腹が空いたとか遊んでくれ、みたいなことを言っていると思われるが、それ以外のことも言っているのかもしれない。

たとえば、”あなたが昨日帰宅した際のCIAOちゅーるなんですが、僕よりもミュウさんのほうが多かったんじゃないですか?”なんてね。

それもこれも全部僕が勝手に想像しているだけのことで、実際に何を言っているのかはわからないが、意思の疎通なんてものはその程度でいいんじゃないか、と僕は考えるようになった。

自分の意思を明確に他者に伝えようとするのだけれど、実際は自分で思っているほどは伝わっておらず、もっと言うと言語としては伝わっているかもしれないけどほんとに言いたいことが相手には響いてない、ってことを頻繁に感じるようになってきたこともあって、それならいっそのこと発言なんて必要最小限にしておいて後はできるだけ黙っていたほうがいいんじゃないか、と考えるようになったのである。

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猫と忘年会

今年あった嫌な出来事などを酒を飲んで忘れることによって気持ち良く新年を迎えよう、という趣旨で開催される忘年会というものの予定が僕にも数件入っている。

 

ミュウやシャケにはカレンダーの概念がないであろうと思われるので、今年の嫌な出来事もしっかり次年に持ち越すのではないかと思われるが、それは僕も同様である。

 

正確に言うと、カレンダーの概念はあるが、僕は割としつこいというか根に持つというか執念深い性格なので、”酒を飲んだくらいでそんなに簡単に過去の嫌な出来事を忘れられたら苦労しねーよ!逆に酒飲んで嫌なことを思いだしたぜ!”、なんてことになって、実際に忘れてなどいないので、その点では、ミュウとシャケ同様、次年にも嫌なことを持ち越すことになりそうである。

 

なんなら数十年前に誰かに言われた、ちょっとした一言で嫌な気持ちになった、みたいなことも鮮明に覚えていたりして、それを思い出すたびに腸が煮えくり返る、とまではいかないにしても、ちょっとむかつくくらいの気持ちにはなったりする。

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猫とお出迎え

僕が福岡に帰っている時は妻と一緒に出かけることが多い。

出かけるといっても買い物などに行っているだけなのだが、数時間は家を空けることになり、娘も仕事などでだいたい留守にしているので、そんな時はミュウとシャケが留守番をしていることになる。

そして僕たちが帰宅すると、ミュウは必ず僕たちを出迎えるように玄関まですたすたと軽い足取りでお腹の肉を揺らせながら歩いてくるのである。

それまではきっとどこかで寝ていたのだろうと思われるが、ミュウは必ず出迎えてくれる。そして、そんなミュウの頭を撫でるなどしていると、どこから出てきたのか、シャケもすぐそばに座っていたりする。

”僕たちが帰宅するのを待っていたんだなあ”、僕はそんなことを思って、とても優しい気持ちになるのである。

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猫と冬

”雪やあられが降ると猫は炬燵で丸くなる”、という歌があるが、我が家には炬燵がない。

炬燵はないが冬は寒い。

先述の歌にあるように、猫は炬燵で丸くなるほど寒さが苦手であり、それはミュウとシャケにおいても同様である。

だから、ミュウとシャケはいつも居間の電気ストーブの前で丸くなっている。

特にシャケは寒さが苦手のようで、ほんとにストーブのすぐ前を陣取っていて、昨冬はその距離の近さから髭を焦がしていたほどである。

”そんなにストーブの近くで寝ていたら暖かいというより熱いのではないか”と心配するくらいの距離感である。

今冬もそんなシャケの寒さ嫌いは変わらないようで、いつもストーブの前でごろごろしている。

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猫とハラスメント

ミュウが気持ち良さそうに眠っているところにシャケが近づき、うなじの辺りをペロペロと舐めはじめる。

”シャケのミュウに対する愛情表現なんだろうな、微笑ましいな”、なんてことを思いながら見ていると、ちょっと様子が変わってくる。

ミュウが寝そべったままシャケに猫パンチを喰らわせはじめる。どうやらミュウは、シャケに舐められるのがあまり好きではないようである。

そうこうするうちに、ミュウとシャケは猫パンチの応酬となり、ミュウがシャケを、シャー!などと威嚇したりするのである。

そもそもの喧嘩の発端は、シャケのミュウへの愛情表現から始まり、それが最終的に喧嘩にまで発展したわけで、シャケにその気がないことは明白であるが、これは結果的にハラスメントになっているのではないか、僕はそう思ったのである。

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猫と嘘つき

思えば僕はこれまでいろんな嘘をついてきたなあと思う。

僕が子供のころは、嘘つきは泥棒の始まりである、などと言われていたが、当然それを100%信じていたわけでもないので、適度な嘘を時々つくなどしてきたような気がする。

まあ僕がついてきた嘘なんてものは、”僕の遅刻は家を出る時に急に腹痛に襲われたことによって引き起こされたものである”とか”昨日の夜UFOを目撃した”みたいなものばかりであり、そんなに人に迷惑はかけていないと思われるようなものばかりだが、嘘をつくのにはそれなりの理由というものがあるように思う。

例えば僕がついてきた嘘の理由とは、簡単に言うと『言い訳』とか『自己顕示欲』などである(くだらない)。

そんなくだらないことであっても、嘘をつくということの裏側にはそれなりの理由があるようである。

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猫と行ったり来たり

シャケと一緒にシャケボールで遊ぶ時、廊下の南北を僕とシャケ交互に行ったり来たりしている。

南から北に投げたシャケボールをシャケが追いかけ、北から南に投げたシャケボールをシャケが追いかける。そんなことをひたすら繰り返しているのである。

つまり、廊下の南北に分かれた僕とシャケが行ったり来たりしているのであり、廊下の真ん中ですれ違う時、僕はシャケの頭を撫でる。

 

なんか南北の廊下などという表現をすると、時代劇に出てくる広大な屋敷の廊下のようなものを想像される方がいるかもしれないが、もちろんそんな長い廊下であるはずはなく、驚くほど短い廊下である。

その廊下を、僕とシャケはシャケボールを追いかけて行ったり来たりしているのである。

myuandshake.hatenablog.com

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