ミュウとシャケを見て、きれいに生きたいと思った
僕は昔から常々、きれいに生きたいと思っていた。
なぜきれいに生きたいと思うのか、それは、これまできれいに生きてこなかったことを自覚しているから。
ミュウやシャケを見てて、きれいに生きるということについて改めて考えてしまった。
そもそも僕が考える、きれいに生きるとはどういうことか。
考えながら、思いついたことをぼんやり書いてみる。
- 他人の悪口なんかとんでもない。
- もちろん、妬んだり羨んだり嫌ったり憎んだりせず、自分が傷つけられても相手を傷つけたりしない。
- 自分の利益を優先し、他人を押しのけたり踏み台にしない。
- いつも心は平穏で、変な先入観や固定観念を持たず、万人に平等に接する。
なんとなくではあるが、こんな感じではないかと思う。
きれいなところに住んで、美味しいもの食べて、というのではない。精神的にきれいに生きたいということ。
つまり、自己と他者の違いをしっかり認識し、だからこそ価値観の相違を心から認めることができる、そして、最も大事なものは、愛だ!みたいなこと?
”全部ダメじゃん。”
これで僕がきれいに生きてこなかったことが判明した。
ミュウやシャケは、自分の目的を達成するための行動はするが、その手段として相手を貶めたり騙したりはしないだろう。だから、喧嘩はしてもいつも2匹は仲良しだ。
そして、そんな2匹を見ていると、普段隠している自分の醜さや汚さが浮き出されてくるような気がする。
だから僕は、もっときれいに生きようと思う。
ミュウとシャケに恥じないように。
そう決めた後すぐに、テレビに向かって毒づいている。
クルマを運転し、周りのドライバーや歩行者を口汚く罵っている。
きれいに生きることはなかなか難しそうだ。
よしだたくろうの曲に、”暑中見舞い”というのがある。
子供のように笑えないけどなにも考えず
駈けて叫んでそれから跳んで
なにも考えずなにも考えず
きれいに笑っていたいんです
そう、まさにこれです、これなんです。
きれいに笑って生きていきたい。
そうすれば、きれいに笑って死んでいけるような気がする、冬。
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