ミュウとシャケに悩みを相談したらどうなるか
僕はサラリーマンで、もうかなり長く勤めているが、仕事をおもしろいと感じたことがあまりなく、”このまま、この仕事を続けるべきなのか”という疑問を抱きながら、結局なにもせず結構な年齢になってしまった。
このことは、いつも僕の中に引っかかっている事案であり、”もっと早く行動を起こすべきだったのではないか”という後悔が、まずある。しかし、過去を振り返っても時すでに遅いので、それは考えないようにして、そうなると、”これからどうすべきか”ということが当然現状の問題になる。
その答えを出すのはなかなか難しい。そらそうでしょう。これまで答えを先延ばしにした結論を、そう簡単には出せない。正確に言うと、僕の中では、ぼんやり結論めいたものはあるのだが、そこに根拠っていうんですかね、バックボーンが欲しい。
それを誰か僕にくれないか。
誰もくれそうにないから、ミュウとシャケに相談したらどう答えてくれるか、想像してみた。
まず、ミュウに相談してみよう。
僕 『ねえ、ミュウ』
ミュウ『・・・』(丸くなって寝ている姿勢のまま、目だけ開ける)
僕 『仕事がおもしろくないんだけど、これからどうしたらいいと思う?』
ミュウ『・・・』(溜息を吐いて、姿勢は変えず、開いていた目を閉じる)
どうもミュウは相談に乗ってくれないようだ。
ミュウが相談に乗ってくれないなら、シャケに聞いてみよう。
僕 『ねえ、シャケ』
シャケ『(キャットタワーから飛び降りた後、伸びをしながら)なに?どうした?』
僕 『仕事がおもしろくないんだけど、これからどうしたらいいと思う?』
シャケ『(ストーブの前で)そうだなあ、とりあえず遊んでよ』
しばらくシャケと遊ぶ。
僕 『で、どう思う?』
シャケ『その前になんか食べない?』
おやつを食べる。
僕 『どうしたらいいかな?』
シャケ『その前に遊ぼうよ』
しばらく遊ぶ。
以下ループ。
自分で考えて決めよう。
頭の中では、よしだたくろうの”今日までそして明日から”が鳴っている。
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