シャケとクー(とミュウ)のぬくぬく日記

仲良く喧嘩するシャケとクー(とミュウ)の日記

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僕の老化と猫の誕生日

妻がうつ伏せの格好でiphoneを弄っていた。

”そういえば最近、というかここ数年、うつ伏せという格好をしていないなあ”、と僕は思ったのだった。

 昔は読書などをする際、よくうつ伏せになっていたような気がする。

気がする、と思うくらいうつ伏せになっていない。

ではさっそく、つーことで、うつ伏せの恰好で読書をしてみることにしたのであった。

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 まずは本をフロアに置き、その横でお腹を下にし寝そべった。

右側の頬っぺたがフロアに付いた状態、つまり、うつ伏せ寝の状態である。

ここからフロアに手をつき上体を起こした、つもりであった。

”腰がいてー!”

まったく背中が反らない。背中に板チョコが入っているようである。

ほぼ、手のひらとつま先だけがフロアに接した状態で、ここだけを見た人は、”ああ、この人は腕立て伏せをして体を鍛えているのだな。”と思うだろう。

しかし、”ここで負けてはいけない。”と、何と戦っているのかわからないまま、無理に背中を後ろに反らせてみた。

”うくくくくく”などと小さく唸りながら頑張ると、その成果があり、少しは反らせることができ、一応はうつ伏せで読書をする状態になったようである。

 

それでは、ということで、横に置いた本を顔の前に移動させ開いてみたが、”ぜんぜん字が読めねー”。

自分ではめっちゃ背中を反らせているつもりなのであるが、実はたいして反ってはおらず、顔と本の距離が近すぎるのである。

これが昔であれば、まだ読むことができたかもしれない。

でも今の僕は、老眼がかなり進行しており、こんな近くの文字が読めるはずがないのである。

僕は一応うつ伏せの状態で、上体を思いっきり反らせているつもりではあるが、実際は本と顔の距離が極端に近く、なにをしたいのかまったくわからない人になっていた。

 

僕は虚脱し、ゴロリと仰向けになり、溜息を吐いた。

横ではミュウが無意味にクネクネしており、とても柔らかそうであった。

そして、今日はミュウの10歳の誕生日である。

ミュウ、いつまでも元気でね~。

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