猫の社会 - シャケとクー（とミュウ）のぬくぬく日記

マンションの一室という狭い世界ではあるが、そんな世界にも猫の社会があるのだろうなあ、と思う。

特に決まったルールなどがあるようには見えないが、なんか秩序は保たれているよね。

なぜかなあ？なんて。

f:id:ttyymsk2016:20170331120856j:image

ミュウとシャケが並んでエサを食べている。それぞれの皿で。

シャケが少し食べ残して皿から離れた後、ミュウがシャケの食べ残しを食べている。でもシャケはぜんぜん気にしていないようである。逆の場合もある。

とても寒い日、ミュウがストーブの前で寝ている。気持ち良さそうである。

シャケがミュウに近づき、いきなりミュウの上に乗っかった。どうも、その場所で寝たいようである。ミュウは、”めんどくせ”みたいな顔をしたが、ちょっと横に移動して再び眠りだした。

もともとミュウがいた場所にはシャケが寝ている。逆の場合もある。

シャケの耳のところに小さな傷があるのを妻が見つけた。

僕たちは、”たぶん、ミュウとじゃれてて引っ掻かれたんだろう”などとシャケの耳のところをさわりながら話しているが、シャケはすわったまま遠くをボーッと見ている。

そのうち僕たちから離れて毛づくろいを始めた。なにごともなかったかのように。

ジョン・レノンは、”想像してみ？”と歌った。

SIMI LABは、”普通ってなに？常識ってなに？んなもんガソリンぶっかけ火付けちまえ”とラップした。

ミュウはテレビに背を向けたままため息を吐きながら、”全部ありじゃない？”と言ったような気がした。