Gと遊ぶ猫
妻の報告によると、最近部屋の中に何度かGが出現しているそうだ。(僕は単身赴任中で不在が多いため、こんな他人事のような言いぐさをしている。)
Gと言っても、G-FUNKなどではない。いわゆるゴキブリのことである。
これまで室内でGを見ることはほとんどなかったのであるが、なぜ最近になって見かけるようになったのか、それは、今、マンションの改修工事をやっているからではないかと推測している。
これまで共用の通路などで時々Gを見かけることはあった。そして、改修工事が始まったことで、そいつらが各戸に分散というか拡散というかしていったのではないか、ってことである。
Gが急に出現しだした理由はともかくとして、問題は、そのGを我が家の猫たちがおもちゃにしているらしいということである。
以下は妻からの報告であるが、夜中にふと物音がして目が覚めると、シャケがなにか活動的なので、”なにか?”と思い起きだしてみると、シャケがキッチンカウンターの上に座ってなにかを凝視している。
その視線の先にはなにかの包みがあり、不審に思った妻がその包みをどかしてみると、その下には羽根がボロボロになったGが潜んでおり、驚いた妻は近くにあったG専用ではないなにかの殺虫剤をあわてて吹きかけたところ、Gがピョーンとジャンプし、そのジャンプに驚いた妻はGの行方を見逃してしまったが、なんとか見つけ出しGを駆除した、ということであった。
”それは大変だったね。”などとその場にいなかった僕はクールに思うのであるが、もしその場にいたとしたら、安眠を妨害するGを激しく憎んだであろうと想像する。
そして、Gの羽根がボロボロになっていたということは、なにかしらの理由があるわけで、それを推察するに、シャケはGと遊んでいたのではないか、ということである。
Gにとっては命がけの遊びであるが、シャケにとってはめっちゃ楽しいのだろう。
どうせなら遊び終わったら、とどめを刺してくれないかな?
話は変わって、僕は単身生活が長いので、いろんな土地に住んでおり、ということは、いろんな住居に住んできた。
まったくGが出ない家もあれば、やたらと出現する家もあった。
やたらと出現する家では、僕が風呂に入ろうと浴室のドアを開けると、いきなりGがこちらに向かってガサガサと走ってくるので、すっぽんぽんand爪先立ちで逃げ惑った、なんてこともあった。なぜ爪先立ちになったのか、いまだに不明である。
その家に住んでいる時、僕はGを徹底的に駆除しようと、例によってインターネットとGoogle様を駆使して調査したところ、”ブラックキャップとゴキジェットプロが良い”という結論を得、すぐさま購入、それ以来まったくGの姿を見ることがなくなった、という経験をしており、それ以来、引っ越すたびに僕はこのセットを購入している。
今現在住んでいる住居にももちろんブラックキャップをセットしているが、Gの姿は見ていない。なので、ゴキジェットプロの出番はいまだない。
まじ、効くと思っている。
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