猫の耳掃除
定期的にミュウの耳を掃除している。
なぜか。それはミュウの耳の中が自然と汚れてきて、ミュウ自身がとても痒そうにするからである。
痒そうにしているのがなぜかわるかというと、ミュウが後足で自分の耳を掻いたりしているからである。
なので、耳の掃除をすることは、ミュウにとって気持ちがいいものであって、なんなら僕の膝枕に頭を乗せて、”耳掃除、お願いします。”なんてことを言ってもよさそうであるが、当然そんなことはしない。むしろ耳掃除は嫌いなようである。
ミュウの耳掃除をするにあたり必要なものは、耳の汚れをとるための綿棒とその綿棒に付けるローションである。
そして、ミュウの耳掃除をしようとそのセットを妻が取り出すと、それに気付いたミュウは、”よっこらしょ”などと言いながら、今まで寝ていたソファから起きだして、しれーっと別の部屋に移動しようとする。
それを妻が追いかけていき、ミュウを抱きかかえて僕のところに連れてきて、妻がミュウを固定した状態で僕が綿棒とローションを妻から受け取ったのち、それらを使用してミュウの耳を掃除する、というのがいつものパターンである。
ミュウが綿棒とローションを見ただけで逃げるってことは、”耳掃除、お願いします。”どころではなく、”うわ!まじイヤなんだけど。”って意思表示をしているわけなのである。
そして、妻の膝の上に固定されているミュウを見てみると、耳がペタっと後ろ側に閉じた状態になっており、”耳掃除はさせませんので。”という意思表示をここでもしている。強情なやつである。
でも、最終的にはきっちり耳掃除をされてしまうわけであるから、いい加減これまでの経緯を学習して、おとなしく耳を差し出してほしいと思うのである。
でも、そうやって抵抗しているミュウもなかなかかわいい。
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