ミュウとシャケのぬくぬく日記

仲良く喧嘩するミュウとシャケの日記

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感情の不思議と猫

お盆なのでお墓参りに行ってきた。

お墓参りといってもご先祖様のではなく、友人のお墓参りに行ってきたのである。

 

僕も長いこと生きてきたので、これまでも身近な人が亡くなるという経験はしてきた。

幸い僕と妻の両親は今も健在だが、祖父、祖母、会社の同僚など身近な人たちが亡くなり、そのお通夜や葬儀に参列したことは幾度となくあるわけだが、なぜか僕は、”悲しい”という感情が湧いてきたことがなかったのである。

なので、僕にはなんらかの感情が欠けている、と常々思っていた。

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先日お墓参りをしたその友人は、本来妻の友人だが、以前僕たちが住んでいた家が彼女の家と近かったため、僕たちは顔を合わせる機会も多く、長女などはほんとうに可愛がってもらったものである。

彼女は10年前に病気により亡くなったのだが、僕は彼女のお通夜に行った時のことを今でもよく覚えていて今でも時々思い出すことがある。

 

妻とふたりで彼女の家に行き、焼香を済ませ、棺の中の彼女の顔を見た瞬間、僕は突然泣いてしまったのである。そして僕は、しばらく泣くのを止めることができなかった。

なんの前触れもなく、突然”悲しい”という感情そのものに僕は支配されて泣いたのである。

そして、その悲しい感情がなぜ起きたのかがわからずに、自分自身とてもおどろいたのだった。

 

確かに彼女は妻の親友だったので、よく家に遊びに来ていたから僕も当然よく顔を合わせていたしよく会話もしていた。

でも、こんなに悲しい感情が湧いてきたのか意外だったし、今でも棺の中の彼女の顔を思い出すだびに悲しい感情が押し寄せてくる。

とりあえず感情の欠落はなかったようである。

 

僕は今年、初めて彼女のお墓参りをしたのだが、そのお墓はとても静かで良いところだった。

缶コーヒーをお供えし、線香をあげて手を合わせると、やはり悲しい感情が湧いてきたが、その後はなんとなく清々しいような、爽やかな気持ちになった。

そんな気持ちになったことも僕にとっては思いがけないことであり、感情というのはほんとに不思議なものだなぁと思ったのである。

 

妻と一緒に彼女のお墓参りを済ませ帰宅すると、ミュウとシャケが留守番をしていたご褒美をもらおうと僕の顔を見上げている。

その猫たちの表情を見ると、僕はいつもストレートに優しい気持ちになる。

 

僕の感情がいつか枯渇するのかどうかはわからないが、今は素直に笑ったり泣いたりしたい、そう思う。

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