猫におけるCIAOちゅ~るの求心力が凄い
僕と妻が外出から帰宅すると、必ずと言っていいほどミュウは眠そうな目をしながらも出迎えてくれる。
”おかえりなさい。もう、会いたくて会いたくて震えてたんですよ。”などと言っているわけではない。
留守番をしていたご褒美として、なんらかのおやつをもらおうと思い、出迎えているのである。
僕たちは、帰宅したらミュウに留守番のご褒美としておやつを食べさせるってことをしていて、それが習慣になっているからであるが、もしかしたら、おやつが食べたくて震えていた、なんてことはあるかもしれない。
それにひきかえシャケは、僕たちが帰宅してもどこにいるのかわからない、ってことがデフォルトである。
そこで僕たちは、家の中を見て回りシャケを探すのであるが、だいたいタンスの上とかスタッキングシェルフの上から、なんとなく虚ろな眼で僕たちを見ていることが多い。
”お疲れ~、興味ないけど。”みたいな感じである。
それでもたまにではあるが、ミュウも娘の部屋のベッドでごろりと横になって、首だけをこちらにむけたまま、”今日も暑いっすね、じゃ、引き続き寝させていただきます。”みたいなことを言って、惰眠を貪り続ける時もある。
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猫はなにげなく様子を伺っている
シャケは退院してからというもの、さらに臆病な性格に拍車がかかったようで、インターホンの呼び出し音が鳴ればタンスの上に逃げ込むし、急に玄関が開くなどすると、とても驚いて物凄い勢いでダッシュしている。
まあ、それも無理はないと思う。なぜならシャケはまだ2歳であるが、なにかとバタバタした2年間だった。
まずは生まれて間もなく捨てられて、その後拾われて僕たちの家族になり一安心と思ったのもつかの間、歯を抜かれる手術を受けるなど、まあ忙しい。
そんな感じなので、シャケの退院後僕たち家族はつい、”シャケー、シャケー”などとシャケとたくさん関わろうとして、シャケを呼ぶことが多くなったような気がする。
続きを読む壁に激突したり棚から落ちる猫たち
先日購入した猫用のレーザーポインターをミュウが気に入ってくれているようである。
どれくらい気に入っているかというと、レーザーポインターのスイッチを入れる”カチ”っという音を聞いただけで、”おっ、レーザーポインターっすか?”みたいなことを言いながら近寄ってくるほどである。
ミュウの場合、直線的に移動するレーザーポインターのポイントをひたすら追いかけるというのが好きなようで、ドタドタと走り回っている。
そして残念ながら僕のマンションは小さいので、ポイントをどこまでも遠くに移動させてやる、というわけにもいかず、当然ちょっと走ると壁というものがある。
僕はポイントを直線的に動かし、ミュウはそれを追いかけている。
そして僕は、壁の手前でポイントを止めるのだが、ミュウはそのまま壁に激突してしまうのである。
それだけ一所懸命に追いかけているのだろう。
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