シャケとクー(とミュウ)のぬくぬく日記

仲良く喧嘩するシャケとクー(とミュウ)の日記

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ミュウは僕で憂さ晴らしをする?

僕はソファにすわってテレビを見ている。

するとミュウが別の部屋からやってきて、僕の目をまっすぐ見ながら近づいてきた。

口元はニャアと動いたけど声は出ていない。

しっぽはピンと立っている。

僕はミュウが甘えにきたと思って、ソファにすわったまま待っている。

”わざわざ甘えに来るなんてかわいいやつ”と思っている。

ミュウが僕の足元に近づいた。

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 すると、ミュウは僕の脚をカプっと噛んだ。そして少し離れたところまで歩いていくとため息をひとつ吐いて香箱をつくった。

”え、なんで?なんで噛んだ?”

通りすがりに脚があったのでちょっと噛んでみました、という感じ。

まっすぐに僕を見ながら近づいてきてのこのアクション。なにか目的があるかのように近づいてきてのこの行動。理解できない。

僕は考えた。

 ”なんかミュウの気に障るようなことしたかな?”

答える僕。

”なにもしていない”

だって、ソファにすわってテレビを見ていただけなんだから。

僕はこれを、ミュウの愛情表現だと解釈した。ミュウに確認しようがないから、もちろん自分勝手に。

”もしかしたらミュウにもストレスがあって、僕を使ってそれを解消したのかも”

”もしかしたらミュウは僕のことを、なんとなくイラッとするやつ、と思ってて、ちょっと意地悪をしたのかも”

そんなことも考えたけど、ミュウが人間の言葉を喋らないかぎり、この行動の意味は永遠の謎になる。

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