シャケとクー(とミュウ)のぬくぬく日記

仲良く喧嘩するシャケとクー(とミュウ)の日記

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シャケのけりぐるみ

僕が居間に入ると、ストーブの前でシャケがごろりと仰向けになって眠っていた。

白いお腹が寝息にあわせて上下に動いている。

気持ちよさそうである。

いつもは、遊んでくれとかお腹がすいたとかうるさいくせに、自分が満足している時はこんなに気持ち良さそうに眠っていやがる、と思いながらしばらくながめていたが、そのうち、その白いお腹を触りたくなった。

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 僕がシャケのお腹をそっと触ると、シャケは、ちょうど腹筋運動をする時のように顔を上げて眠そうな目で僕を見た。

”ああ、あなたですか。”と言ってシャケは頭を床につけ、また眠りだした。

シャケのお腹を触りながら僕は、ここに来たときはあんなに痩せていたのに、今ではふっくらしているな、などと考えていた。

シャケのお腹はミュウほどではないにしても、ふっくらしてきており、触ると良い気持ちである。

だから僕は、なおもシャケのお腹を撫で続けた。うん、気持ちいい。

それに反応して、シャケは寝転んだまま、うーんと伸びをしたり欠伸をしたりしていたが、急に僕の手を前足でつかみ、”あしゃしゃしゃー!”と言いながら、後足で僕の腕を蹴りだした。つまり、僕の腕をけりぐるみにしているのである。

そして、前足で固定している僕の手をわしゃわしゃ言いながら噛みはじめた。

しかし、シャケは加減してくれている。つまり、甘噛みである。つまり、じゃれているのである。当然痛かったが、僕は内心、”かわいいやつ”と思っていた。

 

その後、僕はシャケボールでシャケと遊んでいた。

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すると、シャケがシャケボールを追いかけていってなかなか戻ってこない。シャケは玄関のほうに行っていた。

僕は、シャケボールが見つからず、探しているんだろうと考えたが、戻ってくるのがあまりに遅いので見にいくと、シャケは僕のブーツを抱え込んで、”だしゃしゃしゃー!”と言っていた。つまり僕のブーツをけりぐるみにして遊んでいたのだ。

僕のブーツにはシャケの爪痕がいくつもついていた。

それでもいい。この傷もいつかいい思い出になるだろう。

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