ミュウはスネ夫
ミュウはスコティッシュフォールドである。
スコティッシュフォールドの性格は一般的に、”甘えん坊”、”人懐っこい”、”おとなしい”などと言われるが、ミュウにもそれらはあてはまるのだろうか、ちょっと考えてみた。
甘えん坊か?
微妙である。気分次第である。
やたらとすり寄ってくる時もないではないが、基本的には、ひとりどこかで寝ていることが多い。
人懐っこいか?
知らない人が来訪すると、やたらと近寄っていくので、まぁ人懐っこいと言えるだろう。
でも基本的には、ひとりどこかで寝ていることが多い。
おとなしいか?
これは全面的に肯定できる。滅多に声を出すことさえない。たまに、どこにいるのかわからない時があるほどだ。
実は、ミュウにはもうひとつ別の性格がある。
それは拗ねるという性格である。
家人がしばらく家を空け、久しぶりに帰宅した際なんかは、玄関まで急いで駆け寄ってくるが、そのすぐあとに、”しまった、喜びを表現してしまった”、と言って、それからしばらくは、目を合わせようともしない。
つまり、拗ねているのである。
そのくせ、すぐ近くで香箱を作っている。こちらに背を向けて。
”ミュウ”と声をかけても振り向かない。でも、耳がピクって動いたから、聞こえているのは間違いない。あえて無視しているのである。
何度呼んでも同じである。
”スネ夫か!”
僕たちはそれから、ミュウのご機嫌取りに専念しなければならない。
ミュウはなかなかご機嫌を直してくれないが、少しづつ僕たちの顔を見てくれるようになる。
めんどくさいけど、かわいいやつである。
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