猫は太ると困るのか
ミュウはぽっちゃりしていて、僕はそれがミュウの魅力であると思っている。
つまり、僕にとって、ミュウのぽっちゃりは悪いことではない、ということである。
ミュウの場合、ぽっちゃりしていることで特に困ったり、生活に支障がある、ということもなさそうで、むしろかわいく見えるという長所になっている、と思う。
翻って僕は、ぽっちゃりはあまり好ましくないと考えている。
なぜそう考えるのか以下に述べようと思う。なんかかっこいい。
僕の場合、ぽっちゃりするとなにが問題なのか。
やはり、身につけるものが合わなくなる、つまり、手持ちの衣服のサイズが合わなくなる、ということではないだろうか。
僕は、年間を通してジーンズに、夏であればTシャツ、冬であればスウェットまたはパーカーに革ジャン、なんて格好をしている。いい年をして。
なので、ジーンズのウエスト部分にお腹の肉が乗り、それがTシャツ越しに露呈している、というのがどうもね、ってなってしまう。
それにジーンズのサイズそのものが合わなくなると、買い替えをしなければならなくなる。ってことは出費が嵩んでしまう。これは避けたい。嫌だ。
では、猫の場合はどうだろうか。
太ったからといって、毛皮を着替えたり買い替えたりする必要は一切ない。自然と調節されている。素晴らしい。
そしてむしろ、触るとふわふわして気持ちいいくらいである。特にミュウは。
つまり、猫は太ってもなんにも困らないが、僕は困るのである。そして僕は、太りやすい体質である。
最近は、年のせいで、食事制限をしても下っ腹がぽっちゃりしてきており困っている。この傾向はこれからもっと加速されると予想される。
だからもっと年をとったら、和服を着用しようと密かに考えている。
和服であれば、太ったとしても、帯の締め具合でサイズ調整はどうにでもなる。素敵。
そうなると、こんどは波平さんに間違われないよう、頭髪にも気をつけないといけなくなるなあ、などと考えている。
まったくどうでもいいことに悩まされている。
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