梅雨のビミョーな空模様と雨に濡れたことがない猫
ベッドから起きだして窓の外を見ると、重たーい雲が垂れ込めているのが見える。雨はまだ降りだしていないようである。
今は梅雨なので、いつ降り出してもおかしくはない。この空模様を見て、僕の気持ちも重たーくなってくる。
今は午前6時、平日。
これから出社する準備をしなくてはならない。(憂鬱)
まずシャワーを浴びて、加齢臭を落とす。(完全には落ちてないかも)
シャワーから出ると、弁当を作る。弁当といっても、冷凍食品を解凍し、ウインナーをフライパンで炒める、冷凍保存していたご飯を解凍してできあがりである。
それからまた窓の外を見ると、空模様は相変わらずで、降るのか降らないのかはっきりしない感じで、僕はひとりでイラっとするのである。
”降るのか降らないのか、はっきりしろ!”
僕はなぜそんなに空模様を気にし、なぜイラっとしているのか。
それは、クルマを売却したからである。
なので僕は、天気が良いときは自転車で通勤をしているのだが、雨の時はバスを利用している。
だから、今年の梅雨のように、降るのか降らないのかはっきりしない空模様は困るのである。
”じゃあさ、雨合羽を用意しておいて、雨が降ってきたら着れば?”、ってなもんであるが、当然、僕も馬鹿ではない。雨合羽を100均ショップで購入し、鞄の中に入れている。
でも、そうではない。僕は頭の中で、通勤の往路と復路をイメージし、どの選択肢が最良であるかを考えているのである。
例えば快晴の日。
そらー、自転車通勤で決まり!である。判断するのは簡単である。
では、既に雨が降っている日。
今日はバスだな。これまた簡単な判断である。
次に、曇ってはいるけど今日は雨降らないよねーの日。
まあ、自転車かな、降りそうもないし。これも判断は比較的簡単である。
最後に、前述のような、どんより曇っており、降るか降らないか判然としない、または一日の中のどこかの時間帯だけ降るようなビミョーな日。
とりあえず自転車で行ってみるか。でも帰りが雨だったらバスで帰らないといけないなあ。となると、自転車は会社に置いたままになるから明日の朝は天気が良くてもバスで行くことになるからちょっと面倒だなあ。ちょっと天気予報を見てみよう。でも昨日の天気予報外れたなあ。今日の夕方は雨降りそうだな。ってことは自転車で行っても帰りはバスになるから明日の朝は結局バスになるなあ。で、明日は天気良さそうだから、それなら今日はバスで行ったほうがよくね?
みたいなことを考えるのがめんどくさくてイライラしているのである。
いちばんめんどくさいのは僕の性格である、ってことは承知している。
そしてふと思ったのであるが、ミュウって雨に濡れたことがないんだなあ。
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