猫と相撲の力士

大相撲の名古屋場所が始まっており、初日からなんだかんだあって話題になっているようである。

僕の場合、相撲中継の時間帯ってのは仕事をしており、リアルタイムで観戦することはできないので、夜のニュースなどで結果とハイライトシーンを観ることが多い。

先日もそんな感じでハイライトシーンを観ていると、力士が土俵の上をゴロンと倒れるシーンがあって、僕はそれを、”どこかで見たことがあるシーンだな。”と思ったわけであるが、すぐにそれがミュウであることに思い至った。

 ミュウは、だいたい日がな一日を寝て過ごしているような猫で、寝る場所などは、その時期のもっとも快適な場所をセレクトしてその都度移動している。

比較的気温が低いような時期のミュウの行動はというと、自らがもっとも快適であろうと思われる場所に来て、しばらく周囲の匂いを嗅ぐなど僕たちにはわからないなにかを確認した後、自ら、”とりあえずここにするか。”みたいな判断をしたのであろう、そこでくるりと輪を描くような感じで丸くなりながら寝る体制になる、みたいな感じである。

じゃ次に、今のように暑い時期の場合どうなのか。

ミュウがすたすたと歩いてきたかと思うと、いきなりバタっと倒れ込むように横になるのである。

そう、これが僕の中で、力士が土俵の上をゴロンと倒れ込むような動きとシンクロしたのである。

ミュウの場合は力士と違って、起き上がってはこないけどね。

ミュウのちょんまげ姿って案外似合いそうな気がする。