ミュウとシャケのぬくぬく日記

仲良く喧嘩するミュウとシャケの日記

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猫と発言

ミュウは寡黙な猫で、シャケがしつこく絡むなどした時に、”シャー!”とか”フー!”とか言う以外ほとんど声を出すことがない。

一方のシャケは比較的お喋りで、よく”ニャーニャー”とか、高所から飛び降りた際などは”ワン!”などとと言っている。

だいたいが、お腹が空いたとか遊んでくれ、みたいなことを言っていると思われるが、それ以外のことも言っているのかもしれない。

たとえば、”あなたが昨日帰宅した際のCIAOちゅーるなんですが、僕よりもミュウさんのほうが多かったんじゃないですか?”なんてね。

それもこれも全部僕が勝手に想像しているだけのことで、実際に何を言っているのかはわからないが、意思の疎通なんてものはその程度でいいんじゃないか、と僕は考えるようになった。

自分の意思を明確に他者に伝えようとするのだけれど、実際は自分で思っているほどは伝わっておらず、もっと言うと言語としては伝わっているかもしれないけどほんとに言いたいことが相手には響いてない、ってことを頻繁に感じるようになってきたこともあって、それならいっそのこと発言なんて必要最小限にしておいて後はできるだけ黙っていたほうがいいんじゃないか、と考えるようになったのである。

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まあ、生活というものをしているといろいろと思うことがあり、それを言葉にして発信したい、つまり発言したいと思うのは当然である。

しかし、自分の発言の内容を相手に有効に伝えるためには、タイミングであるとか、喋り方であるとか、そういうものの影響も受けるので、ちょっとしたことから相手にこちらの意図とは違った内容で受け取られたりして妙な誤解を招いてしまう、ということもある。めんどくさい。

 

先日、会社の忘年会に出席した。

程よく酒がまわってくるに連れみんなの舌のまわりも良くなってきて、場の雰囲気も徐々にくだけたものになっていった。

そうなると会話の中に頻繁にジョークなども出てきて、誰かの発言に対して別の誰かが突っ込みを入れて、それでみんながどっと笑う、みたいな感じで盛り上がってきたのである。

 

そんな雰囲気の中、誰かの発言に対して僕の上司が、”それは俺がセクハラをしているってこと?”みたいな発言をしたのであるが、それはその上司自身がほんとにセクハラをしているからそれに対して抗議している、というわけではなく、この発言自体がジョークだったわけだが、そのジョークに対して、僕は、”〇〇さんは、どっちかというとパワハラですよね”と発言してしまったのである。

 

実際、その上司はパワハラの気があって、それを自分では指導と思っているようでそれを僕にもよく話しているのだが、職場のメンバーたちはそれを指導などとは思っておらずパワハラである、と感じているし、僕もそう思っている。

そういう気持ちがあったからなのか、酒が入り気持ちが開放的になった時に、それがポロっと不意に言葉になって出てしまったのである。

 

僕は、”ヤバい!”と思ったが、思いがけず僕のパワハラ指摘発言の後、みんながどっと笑って場が沸いたのである。救われた。

そこでみんなが笑った理由が、僕の発言のタイミングのせいなのか、単純にみんな酔っ払っていただけなのか、上司の発言に対する僕の発言をボケに対する突っ込みと取ったのか、それは今となってはわからないが、もしあの時場が静まり返っていたら、と考えると僕の心臓は凍りつきそうである。

 

でも、実は僕は見ていたのである。

僕のパワハラ指摘発言後、上司の表情が凍りついていたのを。

 

僕は、凍りついた上司の顔を横目で見ながら、”パワハラを自覚してるんならやめればいいやん!”と思ったが、これは発言しなかった。

だって、自分自身の発言にさっき凍りついたばかりだからね。

セブンネット
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