シャケとクー(とミュウ)のぬくぬく日記

仲良く喧嘩するシャケとクー(とミュウ)の日記

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猫がなつかない理由

夜中にひとりで部屋にいるとなんとなく視線を感じたので、ふと顔を上げてみると開けっ放しのドアの向こうの廊下からシャケがこちらをみていた。シャケと視線が合うといつも思うのは、こいつなにか言いたそうな顔をしているな、ということで、この時、廊下からこちらをじっと見ているシャケもそんな感じだった。他の人は寝てしまっているけどこの部屋は明かりが灯いていたからちょっと覗いてみたらさっさと寝ればいいのに酔っ払いがまたなにかぐだぐだやってる。シャケはそんなことを考えているんじゃないかと思った僕はいつもの癖でとりあえず、シャケの名前を呼んでみた。するとシャケはすこし目をバチバチさせた後、くるりと僕に背を向けて妻が寝ている部屋の方にお尻をくねくねさせながらゆっくり歩いて行ってしまった。

急にひとり取り残されたような気持ちになった僕は、そのままベッドに入り、そのまま寝た。

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 次の日の朝、目が覚めた僕は、ベッドを出てリビングに行ってミュウに海苔をあげた後、シャワーを浴びてまたリビングに戻ると、シャケがいつもの場所に座ってこちらをじっと見ている。

いつものなにかを言いたそうな顔だが、今、シャケが座っている場所というのは、シャケが遊んでほしい時の定位置である。つまりシャケは、遊んでほしい、と言っているのである。

そこで、しばらく一緒に遊ぶのだが、シャケも僕もじきに飽きてくるので、僕はソファに座り、シャケはキャットタワーで丸くなるが、キャットタワーからもシャケは僕を観察し、時々目が合うと、やはりなにか言いたそうな顔をしてこちらをじっと見ている。

 

GWの間、僕は福岡の家にいたが、だいたいシャケとはこんな感じの距離感で過ごした。シャケは僕に対していつもなにか言いたそうだけど、もちろんなにも言わないし、態度で気持ちを表現するなんてこともしない。一定の距離感をキープしながら、いつもなにか言いたそうな顔をして僕を見るだけである。

 

GW最終日、娘夫婦が遊びに来てくれた。みんなでテーブルに座って食事をしていると、シャケが娘の旦那さんの膝にぴょんと飛び乗ってそのまま丸くなって寝だした。シャケと接している時間の長さなどから考えると、僕はどうにも納得できない気持ちになってしまう。GW期間中、一度も僕のそばに来ることもなく一定の距離をキープしていたシャケが、なぜ久しぶりに来訪した息子の膝で眠るのか。

そういえば、娘夫婦が来て、息子がミュウとシャケにCIAOちゅーるを食べさせていた。それだったのか!いや、なんか違うような気がする。シャケのなにか言いたそうな顔を思い出して僕はそう考えた。そして、シャケが僕になつかない理由はまったく見当がつかないが、なにか言いたいことがあるに違いない。シャケ、お前は僕に対してなにが言いたいんだ。いつか教えてほしい。

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