思考が行動に表れる猫
すっかり暑い季節になってきた。この季節になると、僕は部屋の窓を開けたまま寝ている。その窓は出窓で、その出窓の前に置かれたベッドで僕は寝ているのだが、ミュウとシャケは外の様子が気になるのか、夜中に出窓に座って外を眺めていることがよくある。ミュウやシャケがその出窓に行くには、出窓の前のベッドに寝ている僕を横断しなければいけないということになる。
ベッドの足元のほうが少し沈み込むのを感じ、頭を持ち上げて足元を見てみると、シャケが僕の足を踏まないように気を付けながら出窓のほうに歩いている。そして出窓に座ってしばらく外を眺めた後、それに飽きると身体を低くしたかと思うとジャンプ!僕が寝ているベッドを一気に飛び越えフロアに着地。そのままゆっくり歩いて部屋を出ていった。僕はシャケの、”こいつには触れたくない”、という心の声を聞きながら再び眠った。
するとまた、足元のクッションが沈み込んだのを感じそちらを見てみると、今度はミュウが出窓に向かって歩いている。出窓からしばらく外の様子を伺い、フロアに戻るには、ベッドに寝ている僕を横切らないといけないわけだが(ミュウは太っているからシャケのように一気にジャンプなどはできない)、その際、ミュウは僕の足をわざと踏んでいくのである。それはもうあからさまに踏んでいく。その時僕は、ミュウの、”早く起きて海苔を食べさせろ!”という心の声が聞こえるのである。
心で思っていることは自然と行動に出るものなんだなあ。
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