猫のトイレを大きいものに変えた理由
ミュウは元来、食べるということにほとんど関心がない猫だったが、シャケが家族の一員になってからというもの、徐々に食べるということに関して貪欲さが増してきて、その貪欲さの増大は、いまだ止まっていないようにみえる。
エサの時間になると、ミュウ用とシャケ用のふたつ並べた皿に、同量のエサを投入する。すると、二匹の猫たちはポリポリとエサを食べ始めるのだが、ミュウは自分がエサを食べているそばから、シャケのエサが気になって仕方ないようで、エサをポリポリ食べながら、視線はシャケの皿の中を見ている。どうやら、シャケのエサのほうが多いのではないか、と疑っているようなのである。そんな疑念を胸に抱きながらエサを食べているものだから、自分のエサがまだ残っているのに、シャケの皿に移動し、シャケのエサを横から食べる、などという、なんとも意地汚い行動をすることがあって、そんなミュウを見るたびに僕は、”ミュウ、お前って…。”などと言葉にならない思いを噛みしめるのである。
そんな風に食べることの悦楽を覚えたミュウであるから、元々ぽっちゃり体型だったのが、必然的に更に巨大化してきて、とうとうトイレに収まりきれないサイズにまで成長したのである。
トイレに収まりきれないサイズになるとどのような弊害があるのか、つーと、おしっこをトイレの外にしてしまうのである。
本猫はトイレの中に入って用を足しているわけであるから、たぶん、気持ちはトイレ内に放尿しているつもりなのであろうが、知らず知らずのうちに自分自身が大きくなっており、体はトイレの中でもお尻は外、なんてことになってしまっていたのである。
当初は、トイレのサイズが小さくなってしまったことが原因である、ということに思い至らず、トイレ上部のカバーを外したりなどということをやったのであるが、トイレ外での放尿は一向に改善されず、最後の手段として、”トイレが小さくてミュウがはみだしてるんじゃね?”つって大きいトイレを購入。以降、トイレ外での放尿はなくなったのである。
言いたかないが、毎日、これまでの常識では考えられないような酷暑が続いている。従来のサイズでは収まりきれないほど大きくなったミュウは、元々冷房嫌いで、冷房を入れると別の部屋に移動するような猫だったが、最近では冷房の入った部屋で気持ち良さそうにゴロゴロしている。
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