ほかほかの猫たち
やはり、猫は寒いのが苦手らしい。
最近は、我が家の猫たちも暖かいところ暖かいところと寝場所を移動している。
特にミュウは、以前からベランダでの日向ぼっこを好む猫だったが、最近はベランダで驚くほど寛いでいる。
ミュウがベランダで寝そべっているのを見るのはなんだか気分が良い。
おなかの白い毛に秋の日差しがあたって、光る白い部分と影になる部分のコントラストが美しいと思う。そして、ミュウは、気持ち良さそうに目を閉じている。
シャケはベランダに出るのがこわいので、部屋の中からミュウを見ている。
ほんとはシャケもベランダで秋の日差しを浴びたいのだろう。
そんなシャケは、窓際の日のあたる場所で寝ている。
シャケは眠っている時、牙が口元からちょこっと覗く。
僕は、その牙を指でそっと触るのが好きだ。
しばらくすると、ミュウとシャケがお腹を空かせて近寄ってくる。
猫たちに触ると、どちらもほかほかに暖まっている。
しばらく、ほかほかのミュウとシャケを触っていたいが、どちらもすぐに僕から離れていってしまうのである。
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