59歳の転職活動 Part5
myuandshake.hatenablog.com先日、1社面接を受けた。
面接前夜、予想外にぐっすり眠ることができたから(僕は緊張しいなのだ)、目が覚めた時は、案外緊張してないのかな、思ったりしたのである。
ところが、やはりというべきか、いつも(緊張するシーン)通り、家を出る1時間前くらいから、もうトイレ(大)に行きっぱなしの篭りっぱなし、ってなことになってしまい、妻からは、もう呆れられるほど呆れられてしまった。やっぱり僕は、緊張しいだったのである。
面接場所は、自宅から(高速道路を使って)車で1時間半くらいの結構遠いところなのだが、転職サイトの会社情報によると、5月から福岡市内に事務所を移転すると書いてあって、それなら通勤圏内だなと思い、応募したのだった。
でも、面接場所は移転前の事務所で行われるようで、(その土地はこれまで行ったことがないところだったので)面接が終わったら(面接は11時から)なにかうまいものでも食べるか、なんてドライブ気分で、妻も同行することになった。
面接開始時刻である11時より約20分ほど早い10時40分頃、面接場所である会社事務所に到着。駐車場でちょっと時間をつぶして、僕は緊張しつつ面接会場に入っていった。
59歳で転職しようとするおじいちゃんの面接がいよいよ始まる。そして、妻は車で待機している。どんな心境だったのだろうか。
外から見る事務所内はなんとなく薄暗かったが、けっして重苦しいというのではない。天気が良いから照明は点けていないだけのことであり、ちょっとひんやりとしたような室内の雰囲気は、僕は好きだ。
事務所のドアを開けると、中には若い男性がひとりいた。なにかの書類を見ているところだったようだ。
サケノミーです。
ああ、お待ちしてました。どうぞ。
はい。失礼します。
サケノミーさんは〇〇株式会社に在職中なんですね。そこには僕の友人の△△っていうのがいるんですよ。
え、△△君ですか?以前、同じ職場で、今は部署が違いますが、つい先日も一緒に仕事しましたよ。
へー、世間って狭いですね。
まったく。
この若い男性が社長で、社長の友人は、僕の以前の同僚だったのである。
こんな偶然ってある?などと驚きながらも、共通の知人がいるということもあり、和やかな雰囲気のまま、どうやら面接がスタートしたようであった。
そして、その男性が見ていた書類は、僕の履歴書だった。
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