シャケとクー(とミュウ)のぬくぬく日記

仲良く喧嘩するシャケとクー(とミュウ)の日記

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クー1日目

ミュウがいなくなってから、僕たち家族はもちろんだけど、シャケの落ち込みは見ていてかわいそうなくらいだった。ミュウを探しているのか、家の中をニャーニャー鳴きながら歩き回るし、僕たちに対する甘え方はそれまで経験したことがないくらいで、とにかく撫で続けてあげないと落ち着かないような状態だった。

シャケはミュウに対してとても甘えていたが、ミュウはシャケに対しては一貫して無視していたように思っていたけど、ミュウのそういう接し方がシャケにとっては心地よく、安心して甘えられる存在で、そしてシャケにはそんな相棒が必要なのかもしれないと思うようになっていった。

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ミュウの四十九日も終え、僕たちはミュウがいない生活に少しづつ慣れてきたが、シャケは相変わらずさみしそうにしている。そんな様子をみていて、前向きに猫を探しはじるわけではないけど、なんとなくアンテナを張りはじめた。

そんな中、娘が住む家の近所の動物病院に保護猫の里親探しの貼り紙があると聞き、仕事帰りにその猫を見に行った。その保護猫はオスとメスの兄妹でとてもかわいい。どちらかをうちで飼おうということになったが、その兄妹はとても仲が良く、引き離すのはあまりにもかわそうなので、それなら両方飼おうということになり手続きまでしたのだが、マンションの規約をじっくり読んでみると、なんと犬や猫は一匹までしか飼ってはいけないと明記してある(保護猫を引き取る際にマンション規約のコピー提出を求められていた)。これまで二匹飼っていたのは規約違反ということになるが、そんな住民はほかにもいて、たぶんみんな知らないだけだと思う。そして、その規約の内容を福岡市動物愛護管理センターに伝えると、それでは飼うことを許可できないという。

しかし、いったん猫探しを始めると、もう止まらない。僕はペットショップは嫌で、そのことを妻も知っていた。すると娘からブリーダーの提案があり、ネットで検索、見学の予約となったのだが、この流れはものすごく早く、あっという間だった。

ブリーダーさんの家でクー(この時はまだ名前はない)と初めて会った時、クーは最初なかなか近くに来てくれなかったが、猫じゃらしで遊んでいるうちに少しづつ気持ちを許してくれたのか、僕の横でころんと横になるまでになった。

そういえば、初めてミュウを見た時、たくさんのスコティッシュフォールドの子猫の中から、ミュウが真っ先に僕のところに来て、今となっては信じられないが、僕の膝の上で眠ったのである。(ミュウが僕の膝に乗ったのは、後にも先にもこの時だけだと思う。)

そんなことを思い出しながら、この子を引き取ることを決断した。

そして、クーを連れて帰宅、シャケとの初対面。

シャケはまさかのフル威嚇、クーは怯えてベッドの下に避難。

その日の夜は、シャケとクーの部屋を分けることにした。シャケは僕の部屋、クーは妻の部屋。シャケはいつもと違って落ち着かない様子だったが、クーは妻の布団でよく眠ったらしい。この先がちょっと不安にあるクー1日目だった。

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