家族とはなんなのか、猫を見て考えた
先日のブログで、他者を愛することが苦手である、ってことを書いたのであるが、それを読んだ妻が、”では、私のことはどうなのか”と問いかけてきた。
そこで僕は家族とはなんなのか、少し考えた。
妻、娘、両親、ミュウとシャケは家族である。もちろん愛している、と僕は答えたのであるが、ちょっと気になったのは、家族だから愛しているのか、ってことで、家族=血縁という考え方をすると、厳密には、妻と僕に血の繋がりはないが家族であり、もちろん愛情もある。
で、僕にも親戚関係はあるが、その親類に対して愛情という感情があるか、と問われると答えにくい。
ぶっちゃけ言うと、特にそういう感情がないからである。
もっとわかりやすく言えば、ミュウやシャケが死んだ場合、僕は耐えられないほど悲しむであろうと容易に想像できるわけであるが、親戚の叔父や叔母が亡くなったとしても、それほど悲しまないような気がするのである。
さらに言えば、昔飼っていた、にゃん太という猫には、今でも再会したいという気持ちを明確に持っているが、親類に対してそういう想いを持つだろうか、と考えると、”うーん”って言葉を濁してしまう。
そう考えると、僕にとっての家族とはなんなのか。
愛情を持って接することができる他者である、と言えるのかもしれない。
自分がそういう感情(愛情)を持つことができる他者、つまり、血縁に関係はないが、愛情を持って接することができる人、って言えるかもしれない。
そういう人たち、つまり家族、をたくさん持つことができる人、って素晴らしいのだろう。
そうありたいと僕は願う。
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