出会いがしら

ラジオ番組を録音して、徒歩通勤の往復時に聴いている。

録音している番組は、『ウィークエンド・サンシャイン』、『ジャズ・トゥナイト』、『ザ・ソウルミュージックⅡ』、『サンデー・ソングブック』をメインとして、内容によって、”三昧”シリーズを単発で聴いている。

ラジオで音楽番組を聴く楽しみはいろいろあると思うけど、僕の中では、やはり、”出会い”だと思っている。

ラジオで新しい曲と出会い、古い曲と再会する。これは、ほんとに素晴らしい体験だと思う。

実際、ピーター・バラカン氏は、自身のラジオ番組の中で、『自分のラジオ番組は出会い系』と話しておられる。

出会いがしらの衝撃は、カウンター効果もあって大きいものだ。

 そのような出会いは、これからも無数にある。

昨年は、孫と出会ったし、3年前にはシャケと出会っている。

出会いには、いつも出会いがしらの衝撃がある。

音楽との出会いがしらの衝撃は気持ちいいものだけど、人との出会いは気持ちいいものばかりではない。

不快な衝撃があることもある。

僕はいつも、そんな不快な衝撃を怖がって身構えていたように思う。

これからは、矢吹丈のように、ノーガード戦法でいこう。

それでもし死んだら、あの世でまた、なにかしらの出会いがあるだろう。