シャケとクー(とミュウ)のぬくぬく日記

仲良く喧嘩するシャケとクー(とミュウ)の日記

スポンサードリンク

2019-07-01から1ヶ月間の記事一覧

伝達

猫がおなかを空かせすぎて イライラしている そして イライラしすぎて 僕の足を噛んだ 痛い と言うと 猫が ごめん みたいな顔をした

寝起き

ベッドの脇に積んでいた本の山が ドサっと崩れた音がして 音のしたほうと 反対側の窓を見てみると まだ早朝 首をまわして 音のしたほうを見ると 崩れた本の山の横に猫が座って こちらを見ている

台風

部屋の照明を ベッド脇のスタンドだけにしたら 猫の顔が ちょっとこわい だって ますます 考えていることがわからないから 猫も僕の顔を黙って見ている

迂闊

うううん と伸びをしていると思ったら ずるりと椅子から落っこちた まったく迂闊な猫である そして なにごともなかったかのような顔をして また椅子にのって眠りだした

おいで

おいで と声をかけると 笑いながら手をのばす うれしい おいで と声をかけると 尻尾を振って応える

休日

猫が冷蔵庫の上にのると 目線の高さが同じくらいになる すると猫の目がよく見える 甘えたりそっぽを向いたり

アクセサリー

日なたは暑いが日陰は涼しい そんな一日であった 家では猫が留守番をしている 我々は街で孫の靴を物色している 街ですれ違う人は皆タピオカを持っている それはいまやアクセサリーらしい 大名はアクセサリーだらけ

本心

誰にも読まれることのない日記なのに本心を書けない。 そんな日記に猫の絵を書いてみたら、その猫がなにか喋りたそうに見えて、吹き出しをつけてそこに本心を書いてみようと思いついた。

出た

『出た』と言われたら、『なにが?』と考える。 台所から猫が出てきた。 舌なめずりしながら。

揺らぎ

ミュウが歩くとおなかが揺れる その揺らぎを見ていると、なんだか気持ち良さそうで、そのおなかをさわりたくなる

シャケが背中に乗ってフミフミすると気持ちがいいらしい。 力加減が絶妙らしい。 そんなことされたことがないからよくわからんと思っていた。

矛盾

暑いのにブーツを履く。 意味がわからない? そらあ、猫にはわからんやろ。

白いもの

最近たて続けに『白いものが増えましたね』と言われた。 白いもの?豆腐?冷奴は美味い。 違う。白髪である。 猫が白髪になったなんて話は聞いたことがない。

晴れの日

気分が良い時は気分が良いように振る舞う。 そんな簡単なことが案外できない。 猫のように振る舞いたい。

シルエット

遠くからシルエットを見ただけで、ミュウとシャケの見分けがつく。 これってすごくない? すごくない。 あっそ。

雨の日

雨の日に家の中で音楽を聴いたりしていると不思議と落ち着くが、たぶんミュウは雨に濡れたことがない。 そして、シャケは濡れたことがあると思うが、たぶんもう忘れている。

認識

なにかを認識するということがどうも苦手だ。 認識するまでにやたら時間がかかってしまう。 下手すると、数年後、数十年後に、『ああ、そういうことだったのか』と思うようなことがよくある。 榊原郁恵の『夏のお嬢さん』の”ユースクリーム”ってなん?ってず…

スポンサードリンク
にほんブログ村 猫ブログ スコティッシュフォールドへ
にほんブログ村