アナログレコードプレーヤーをリビングルームに置いたことから、ミュウとシャケと一緒に音楽を聴く、という機会ができた。
これまで、僕が家で音楽を聴く時はipodを使っていたので、音が外部に流れるということがなかったわけであるが、今はスピーカーから音楽が流れているわけなので、ミュウとシャケは、嫌でも一緒に音楽を聴かざるを得ない状況になってしまったのである。
とはいっても、これまでもテレビジョンの音楽番組などを観ていれば、そこでは音楽が流れてきていたわけだが、僕のレコードをかけた時とテレビジョンから流れてきた音楽とでは、ミュウとシャケの反応がなんか違うような気がしたのである。
まず、テレビジョンから音楽が流れてきた際の、ミュウとシャケの反応はどうなのか。
簡単に言ってしまうと、『無関心』である。
それはもう、気持ちが良いくらい無関心である。
理由はもちろんわかるはずもないが、何と言いますか、心に引っかかるものがないのではないかと思われるのである。うん、そうとしか思えない。
では、レコードをかけた際の反応はどうなのか。
針がレコード盤に落ちる”ボツ”という音がする。ミュウとシャケは『無反応』である。
やや間があり音楽が流れ始めると、それまで寝ていたミュウとシャケが、”うん?”みたいな感じで顔を上げた後、”なになに?”などと言いながらあたりをキョロキョロ見まわしたりする。
そして、そのキョロキョロの長さは、流れている曲によって違うような気がする。
僕が持っているレコードは、ほとんどが70~80年代に購入したものなので、イマの音楽とはまったく違う。
つまり、ミュウとシャケは、その音楽の違いがわかっているのではないか、ということを僕は言いたいわけで、レコードをかけた時だけ反応するというのは、僕の時代の音楽が好きだからなのか嫌いだからなのかは当然わからない。
でも、以前ミュウが僕の部屋のベッドで寝ている時に僕がギターを弾き始めたら、”ちっ”っと舌打ちをして部屋を出ていったことがあるから、嫌いなのかもしれない。
まあ、どうでもいいけどさ。
ちなみに、ミュウとシャケが、これまでで最も反応した曲は、よしだたくろうの『結婚しようよ』だった。
まあ、どうでもいいけど。
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