ミュウとシャケのぬくぬく日記

仲良く喧嘩するミュウとシャケの日記

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くせが強いものが好き

外出から帰宅してソファに座っていると、シャケが僕と目を合わせず、でも明らかに僕を意識しながら、こちらに向かってゆっくり歩いてくることがある。そんな時、シャケの目はしぱしぱしている感じである。

そして僕の足元に来ると、僕の足の臭いを嗅いだ後、僕の足に頭を擦りつけるなどする。シャケがなぜそんな行為に至るのかというと、シャケはくせの強い匂いが好きだからである。

こう書くと、”ははーん、お前の足は臭いんだな”などと思う人があるよね、と容易に想像できるが、それは違う。僕は外出の際、ブーツを履いていたのである。そして、そのブーツは、ホーウィン社のクロムエクセルというレザーで作られている。クロムエクセルは独特の匂いがし、その匂いが靴下に移り、その匂いに引き寄せられてシャケがやってきて、頭を僕の足にすりすりしているのであって、僕の足本体が臭っているわけでは決してないので誤解されないように願いたい。その証拠に、僕がその靴下を脱いでフロアに放り投げると、シャケは僕から離れてその靴下のところに行き、靴下にじゃれつくなどするのである。

とまれ、シャケはくせの強い匂いフェチと言えるだろう。

このように、フェチというか嗜好というのは、ちょっとくせが強いくらいの方が刺激的でよろしい、などと僕などは思うのである。

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猫がなつかない理由

夜中にひとりで部屋にいるとなんとなく視線を感じたので、ふと顔を上げてみると開けっ放しのドアの向こうの廊下からシャケがこちらをみていた。シャケと視線が合うといつも思うのは、こいつなにか言いたそうな顔をしているな、ということで、この時、廊下からこちらをじっと見ているシャケもそんな感じだった。他の人は寝てしまっているけどこの部屋は明かりが灯いていたからちょっと覗いてみたらさっさと寝ればいいのに酔っ払いがまたなにかぐだぐだやってる。シャケはそんなことを考えているんじゃないかと思った僕はいつもの癖でとりあえず、シャケの名前を呼んでみた。するとシャケはすこし目をバチバチさせた後、くるりと僕に背を向けて妻が寝ている部屋の方にお尻をくねくねさせながらゆっくり歩いて行ってしまった。

急にひとり取り残されたような気持ちになった僕は、そのままベッドに入り、そのまま寝た。

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猫と隠された本音

暖かくなると、案の定シャケが寄りつかなくなった。寒い冬の間は、家人が寝静まると僕の部屋にやってきて膝に乗ってきていたが、最近はそんなこともすっかりなくなった。つまり、寒くなくなったきたことだし、あなたの膝で暖を取る必要はなくなりました。という意思を態度で表現しているわけである。うーむ。

このシャケの場合、シャケの意思と行動は一致している。座りたくない膝には座らない。単純明快である。だから、僕は寂しい気持ちになりこそすれ、不快な気持ちになることはない。

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IKEAのLACKでキャットウォーク

ミュウはだいたい寝ている。よくそんなに寝ていられるな、というほど寝ている。

シャケが興奮してバタバタと走り出すと、それをめっちゃクールな眼差しで見ている。興奮したシャケを第三者的視点で観察しているようにも思えるが、もしかしたら、自分もあんな風に遊びたい、と考えているのかもしれない。

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30年目のバイク

2017年6月、僕は10年間所有していたクルマを売却した。理由は、あまり乗らなくなったから、である。それからというもの、僕は自転車を日常の足としている。

自転車にはクルマのように身体をガードしてくれるものが一切付属していないので、夏は暑いし冬は寒い。そして雨が降れば濡れる。クルマに比べて快適性は著しく劣るが、僕は自転車は嫌いではない。

今はちょうど気候が良い時期なので自転車で走るのも快適だが、しばらくすると梅雨の時期になる。そして、蒸し暑い夏が来て、その夏の期間はゲリラ豪雨などに見舞われ、やっと気持ちのいい秋が来たかと思う間もなく、凍える冬が到来し、積雪による交通事故などが起きる。

もう考えるだけで憂鬱になるが、ことほど左様に日本において快適な時期というのは短いものである。しかし、僕はその四季を自転車で過ごしてきた。

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酔っ払って写真データを消去してしまった

認知症の母が入居している施設に面会に行った後、実家に行ってしたたか酒を飲んで帰る途中、ライトアップされた桜がとても綺麗。

ちょっと寄って写真を撮ろう、なんつって数枚撮影して帰宅した。

妻が、その桜の写真がほしい、と言うので、わかった、なんて返事をして、データをiphoneに転送しようとカメラの液晶画面を弄っていて、なにをどう間違えたのか、SDカードを初期化してしまった。

死んでしまおうかな、と思ったが、やっぱり止めて、すっかり泥酔しているのだから止めておけばいいのにヤケ酒のジンロックを飲んで就寝したのだった。

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思考は現実化する けど惜しい

ある日、妻から、なんか辛そうだけど大丈夫?、と尋ねられて、ドキっとした。

毎朝、単身赴任先のマンションで、iphoneのアラーム音が鳴りだす少し前から目は覚めてはいるが、布団を被ったままアラームが鳴るのを待っており、いざアラームが鳴りだしてもベッドから出る気分にはならず、いっそ今からウイスキーを飲んで仕事を休もうかな、などと思うが、そうもいかないな、などとひとりtweetしながら溜息をついてベッドから、よっこらしょと起き出して仕事に行く支度を始める。

そんで、会社では淡々と仕事をこなしながら時計ばかりが気になって、結局のところ、仕事をしながら仕事が終わるのをひたすら待っているだけなので、かえって時間は進まない。なんで俺はこれほど怠惰になってしまったのか、などと考えながらも、ゆっくりとではあるが、とにかく時間は進んでいるので、こんな状態のまま2年ほどが経過してしまったある日、妻から、大丈夫?、と尋ねられたのである。

大丈夫か?、と尋ねられると、大丈夫だ、と答えるのだが、その時、自分の心の奥の方に住んでいる人の目尻がぴくりと動いたような気がしないでもなかった。

そもそもなんでこんな状態になってしまったのか、ということを考えないわけではなかった。単身赴任をしているので、時間はいくらでもあるのである。

そして、その答えは目の前にあって、はっきりしているようにも思えるし、なにか他の様々な理由とがマーブル状になってはっきりしていないようにも思えるのだった。

とにかく、答えが見つからないというのは、なんとも気持ちの悪いものではある。

 

 3月に入って一週間ほど過ぎたある日、職場の上司に声をかけられ応接室に呼び出された。その日は4月1日付け人事異動の内示の日だったのである。

ああまた転勤か、今度はどこに行くのか、などと考えながら応接室の椅子に座り、上司の話を聞いてみると、勤務場所は現在のままで部署が変わると言う。その部署は、僕が今まで経験したことのない業務を行う部署であり、そしてなによりも、まだまだ単身赴任生活が続きそうだ、ということがわかった僕は、内示を聞きながら、もう会社辞めようかな、などと考えていたのだった。

その上司の話は、なぜ僕がその部署に異動することになったのかという経緯をくだくだと話し続けるので、僕は少し考える時間を与えられたような形になったのであるが、その時間を利用して、僕は、その部署に異動した後のことを想像してみたのである。

その部署に異動になった場合、その仕事は僕にとってまったく未知の領域であり、この歳でなにかと苦労をすることもあるかもしれない。しかし、今現在の僕の直属の上司(内示を話している上司とは別の人で、面倒なので以後、A上司という)とは別の部署に異動することになるわけで、そうなると当然、そのA上司とは距離を置くことになる。ということを想像した時点で、なんか気持ちが軽くなったのを感じて僕は驚いた。

なんか答えがはっきりしていなかったものが急にはっきりしたような気がしたのである。

最初、もう辞めようかな、などと考えていたのが、A上司と離れられる、と考えた途端、気持ちが軽くなったのである。

つまり、僕がなぜブルースに憑りつかれていたのか、その理由が判明したわけである。

そして、僕はその辛い状況からとりあえずは抜け出すことができそうである。

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