麦に会いたい
いきものの面倒をみるというのは大変なことで、なぜならそれが元気な時ばかりとは限らないからで、自分たちの両親のように年老いてくると、もうなにかと世話が焼けたりする。
それが猫なんかだと、わけがわからなくなってもかわいさは変わらないのではないかと想像するのだが、これが年老いた人間の場合、なんだかんだと意味不明のことを言ってきたりすることもあるわけで、下手にコミュニケーションが取れてしまうめんどくささみたいなことも感じてしまうが、これまで自分たちも世話になってきたんだからそれはしょうがない。
やっぱり、老いては子に従わんといかんな、と肝に銘じる猛暑の晩夏なわけです。
つまり、いきものを飼い始めるときというのは、それなりの覚悟が必要だということを言おうとしたのだが、東京に住む長女が猫を飼い始めた。
名前を麦(むぎ)という。
最初は、シャケの弟分なのでイクラに決まったのだが、なんか違うよねということになり、けっきょく麦になった。
インスタグラムやラインで、麦の様子を知ることができるのだが、それがまあかわいい。
それらで写真や動画を見ている時の感情ってなにかに似ている、考えていて思い当たった。
孫だ!
孫を見ている時と同じ感情。すべてを許してしまえる。
コロナにかかってもいいから東京まで麦に会いに行きたい!
あと1年もすると大人びてくるだろうから今のうちに会いたいと思う。
ところで、通勤で使う駅の看板にシャケがいた。
cartier、カルティエ、昔はカルチェと言っていた。
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