iphoneのガラス破損および老化がきっかけのレザークラフト(未スタート)
先日、iphoneを立て続けに2度落し、ガラスがバッキバキに割れてしまった。2度目に落とした時などは、手から滑り落ちていくiphoneを上から掴もうと手を伸ばしたら、その手で逆にiphoneを地面に叩きつけるような形になってしまい、自らとどめを刺すみたいなことになっちまって、しばしその場に呆然と立ちすくみ、気を取り直して拾ったバッキバキのiphoneを見つめながら、”お母さん…。”などと呟いていた。
僕は、これまで長いことiphoneを使ってきたが、それを落としてガラスを割るなどということはなかったのでカバーの必要性を感じることがなく、そのため、カバーを装着せずに使い続けてきた。しかし今回、短期間に2度も落としてガラスを破損させたことから、”俺も年を取ってしまった。ついにiphoneにカバーを装着することを検討する日を迎えてしまった。”と考えるに至り、時間の流れというものについてしばし考えたが、すぐに飽きてミュウのお腹を撫でるなどしていたが、ミュウはそれを嫌がってさっさと離れていってしまったのだった。
続きを読むくせが強いものが好き
外出から帰宅してソファに座っていると、シャケが僕と目を合わせず、でも明らかに僕を意識しながら、こちらに向かってゆっくり歩いてくることがある。そんな時、シャケの目はしぱしぱしている感じである。
そして僕の足元に来ると、僕の足の臭いを嗅いだ後、僕の足に頭を擦りつけるなどする。シャケがなぜそんな行為に至るのかというと、シャケはくせの強い匂いが好きだからである。
こう書くと、”ははーん、お前の足は臭いんだな”などと思う人があるよね、と容易に想像できるが、それは違う。僕は外出の際、ブーツを履いていたのである。そして、そのブーツは、ホーウィン社のクロムエクセルというレザーで作られている。クロムエクセルは独特の匂いがし、その匂いが靴下に移り、その匂いに引き寄せられてシャケがやってきて、頭を僕の足にすりすりしているのであって、僕の足本体が臭っているわけでは決してないので誤解されないように願いたい。その証拠に、僕がその靴下を脱いでフロアに放り投げると、シャケは僕から離れてその靴下のところに行き、靴下にじゃれつくなどするのである。
とまれ、シャケはくせの強い匂いフェチと言えるだろう。
このように、フェチというか嗜好というのは、ちょっとくせが強いくらいの方が刺激的でよろしい、などと僕などは思うのである。
続きを読む猫がなつかない理由
夜中にひとりで部屋にいるとなんとなく視線を感じたので、ふと顔を上げてみると開けっ放しのドアの向こうの廊下からシャケがこちらをみていた。シャケと視線が合うといつも思うのは、こいつなにか言いたそうな顔をしているな、ということで、この時、廊下からこちらをじっと見ているシャケもそんな感じだった。他の人は寝てしまっているけどこの部屋は明かりが灯いていたからちょっと覗いてみたらさっさと寝ればいいのに酔っ払いがまたなにかぐだぐだやってる。シャケはそんなことを考えているんじゃないかと思った僕はいつもの癖でとりあえず、シャケの名前を呼んでみた。するとシャケはすこし目をバチバチさせた後、くるりと僕に背を向けて妻が寝ている部屋の方にお尻をくねくねさせながらゆっくり歩いて行ってしまった。
急にひとり取り残されたような気持ちになった僕は、そのままベッドに入り、そのまま寝た。
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